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部屋の隅でひとり蹲っている。
体を震わせながら外に出ようとする凶暴さを 必死で封じ込め平静を保っているけれど その目には、やり切れない淋しさを残している。
心に住みついているふたつの顔を 彼は、まだ見たことがない。
いつも暗い影で覆われた顔と いつも眩しい光の中で語りかけてくる顔。
けして同時には現れない。
でも、いつの日か光は影を照らし 影は光を和らげてくれる事だろう。
その時、彼は・・・ すべてを知る事が出来るだろう。

最後に一言。
知ったところで何も変わらない事を 彼は知っているのでしょうかね。
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